2014/11/02

真鯛→アマダイリレー船

乗合船には、一つの魚種だけを狙うものと、複数の魚種を狙うものとがある。
一つの魚種を狙っていて、結果としてその魚ではなく別の魚が釣れたのとは違う。
最初から、これとこれを狙いますよとの告知のうえで、一定時間もしくは同時にその魚を狙うもの。

いま、秀吉丸10号船では、前半に真鯛を、後半にはアマダイを狙って船を出している。
※前半とは、6時30分ころ出航しおおよそ7時ころから10時30分ころまで。後半は、移動し11時前から14時ころまで。釣れ具合にもよる。

数日前の予報では、土曜日は晴れのはずが、最終的には午後から雨と・・・。でも、行くって決めていたし、朝からざんざん降りじゃないから、雨中決行ってことで、行ってきた!

そして、11月1日(土曜日)。
朝からどんより曇り空。
真鯛の反応はあるようだけど、エサには食いつかない。船には満タン20名のお客さんも手持ちぶさた。
一番つらい時間だ。

11時過ぎ、午後からだったはずの雨が降り出してきた。ふぅ。
 
 
あっ。一応お話ししておきます。竿が目いっぱいしなっていますが、デカい真鯛がきても十分に耐えられるように、このくらい柔らかな竿なのです。この柔らかさが、衝撃を吸収してくれるのです。ハイ。
ちなみに、シマノが総力を結集した一番・・・・(以下謹んで略)
 
某中古釣り具店で買った新品のカッパも、耐水性?がイマイチで雨水がしみてくる。
デザインはよかったのになー。防寒にしか着れないかぁ。
などと、別のことが頭をよぎる。
仕方ないので、パンをかじったり、お菓子を食べたりと気持ちを切り替える。
 
話は前後するが、何も釣れないわけではなく、大きなアジ30㎝から35㎝をポツポツと3匹、45cm超えのイナダを2匹と、外道(げどう=本命ではない魚のこと)は釣れてるので、飽きはしないのですが。
真鯛が欲しいのです。どうしてもです。ハイっ。
 
ポイントを移動すると、石鯛、メジナが釣れ上がるけど(いずれも高級魚)、アタシの竿はさっきのまんま。
そして、真鯛は終了して、アマダイのポイントへと移動タイムに。真鯛は来週に持ち越しです。
 
アマダイ用の仕掛けを準備し、海面下120メートルに生息するヤツを引きづり出しますよー。
ちなみに、専門に狙うのは今日が初めて。
 
あちこちで釣れだしています。でも、アタシにはアタリがありません。
うーーん。みんなと同じことやっているだけどなー。
アマダイのアタリってどうなんだろ。例の友だちは、「デカいのは、ワラサみたいにグーーンって引き込むよ」って言っていたっけ。
 
と、そんなとき!
竿先がピクピクしました。アタっています!来ました!ついに。おれの竿にも。
そして、取り込み。

ぷっ(^^♪
カワイイんですけど。サイズもお顔も(^◇^)測ると20㎝。
ギリギリ、リリースは免れましたが、どうやって食そう・・・。
「味噌汁がおいしいですよ」とお隣の竿氏がアドバイス。
「それ行きましょう!」

魚って、尻尾や頭を取ると、残りって約3分の2なんですよね。これが食べられる部分。
でも、さらに内臓もあるし。

この船長、働きもので、なぜかというと、残業好き!あはっ。釣り人にはうれしい話。
「真鯛を予定時間過ぎまで狙っちゃったから、15分延長しましょう。2時15分までねー」とスピーカーから船長の声。
いいですねー。

2時過ぎ。最後のポイント移動。この移動がアタシの女神さまになることは、想像できなかった。
みんなの竿がしなっています。そんな光景を目にする船長の目がキラリと輝く瞬間をアタシは見逃しませんでした。
「キりのいい2時30分までねー♪」
釣りに「キリ」は関係ない気もしますが、うれしいです。こんな船長、好きだなー。
釣り人の気持ち、知ってるし!

で、2時25分!ホントの終了5分前、
ぐぐぐぐっ!さっきのピクピク、モゾモゾとは明らかに違うアタリ。
キタ━━━━(*゚∀゚*)━━━━!!

秀吉丸10号船からお借りしました
 
仕留めたり、38cm!
 
 
来週は必ず真鯛を落とします。
 
 
釣果は本文のとおり。