2015/12/31

納竿釣行

連日、絶好調の鹿島沖のヒラメ。
とは言うものの、釣果報告を伝えるHPにはゼロの文字も見え隠れ。
まぁ、1枚くらいは余裕でしょうと、毎度お世話になっている不動丸に一昨日(12月29日)行ってきた。



目標は、ヒラメ5枚に、外道でワラサとマトウダイ。
1枚は3キロオーバー。
ちょっと出来すぎか?まぁ、一年の締めくくりだから、目標は高く大きくとしましょう!

7号船、面舵側トモ3(ほぼ胴の間)に席は確保されてました。

前回、ゴツゴツの根掛かりポイントでオモリのロストが多かったので、出港前に船長にやるポイントを聞いたら、「今日はそう言うとこにら行かないよ」ということで一安心。

7号船は桟橋に添えて係留されてる関係で他船より遅れての出発。
港を出るとウネリがあり、なかなかスピードが出せない。まぁ、仕方ないでしょう。

そして、ポイント到着。
いゃぁー、港は風がなかったけど、沖は寒いや!ブルブル~
気合いが入ります。

第1投目は、食い込み側からのスタート。運がイイ(*^^*)
なぜ運がイイのかは、ヒラメ釣りをする方ならおわかりかと。
スマホからの投稿のため、理由は割愛ということで。

で、残念、掛からず(涙) 
そして、方向転換し、今度は流され側に。
こちらでも、しーん。釣れません。
それはわたしに限ったことではなく、みんなに。
怪しい空気が流れます。

船長は、この場所を見限り、次のポイントへ。
大型のイワシを針につけ、3投目を投げ入れ、着底した瞬間でした!
ガツガツっと、例のヒラメのアタリ!キタ~~~~
「ヒラメ40」の格言を上をいくヒラメ80くらいまで待ちました。
ん?あれ?どうした?
引き込みは?なぜ来ない?
そして、ガツガツ信号は消滅。
巻き上げると、エサだけなくなり、食い逃げされた!
んにゃろ~怒

隣のとなりでも同様の光景が。
もしかして、今日は厳しい一日になるのか?

周囲ではポツポツと上がり出すが、一流し10枚と言った感じで威勢良く取り込まれる気配は皆無。
本日、どうしちゃったんでしょ?どうなっちゃうんでしょ?

虚しく時間だけが経過していきます。
そして、また、アタリが来た!10時過ぎのことで、7回目の流しのときでした。

今度こそと、慎重に食い込む「その時」を待ちます。待ちました。
頭の上から、船長のゲキが飛びます!しかし・・・
本日は、どうもうまくいかない。
今年初めてのゼロか?なんてことが頭をよぎり出したけど、それを打ち消すように、竿先のアタリに集中します。

10流し目くらいだったか、ついに大きな手応えが!
船長も、「これは大丈夫でしょう」と、声援してくれます。
強い引き込みを待ち、そして、そして・・・
あれ?アタリが消えちゃった!返して、アタシのアタリ!
ん、もう(涙)

こうして、釣り納めは幕を閉じました。
せっかく残業までしてくれたのに。

最後、船長の配慮で、半額割引券を釣れてない人一名に提供と!太っ腹!
4名でじゃんけんするも、1回勝ち、次に負けて残念無念。
ま、そんなとこかなぁ。

釣りは自然との戦い。魚と人間との知恵比べ。
船上で出きることと言ったら限りがあり、その中で海中に潜むヤツに照準を合わせて仕留めるサバイバルゲーム。

来年も一喜一憂しながら、釣り道に精進して参ります。
この日記みたいなダラダラブログにお付きあい頂き、深く感謝します。

皆さまに素晴らしい2016年が訪れることを祈念して、本年最後の投稿とします。

なお、新年最初の投稿は、1月3日の予定です!お見逃しなく(笑)




      


2015/12/27

5%を勝ち取った喜び

仮に彼のことを金太郎さんと呼ぶことにする。

金太郎氏の趣味はわたしと同じで釣りが大好き!
独身で気楽に生きている。
友だちも多く、私生活はとても充実しているようだ。
よく友だちには、マメだね、と言われると聞いたことがある。
わたしもそう思う。

そんな彼が、10月上旬に、胸に違和感を覚える、という話をしてきた。
それまで、彼からそんなことはもちろん聞いたことがないので、ちょっと心配になった。
彼によると、6月に都内の有名病院で人間ドックをしており、そのとき、逆流性食道炎とピロリ菌があるという結果が出ていて、8月に同病院に行き、治療を開始したということだった。

ピロリ菌は無事に駆除成功。続いて、逆流性食道炎の治療に移った。
服薬治療ということで、さほどの苦労はないと笑って言っていたのが印象的だった。

金太郎氏は、おっちょこちょいなところがあり、ときどき服薬を忘れるんだよねと、LINEをしてきた。
わたしは、ちゃんと飲まないと治らないぞーと、微妙に脅していたが、理解していたかどうかはわからない。

そんな時間軸の中で、先ほど書いた「胸の違和感」に通じる。
わたしは、もちろん病院行きを勧めた。彼によると、職場の同僚にも言われたと話している。
人間ドックの病院は、名前を言えば誰もが知っている大きな病院。
逆流性~の治療で毎月1回通院しているので、次の予約が10月中旬にあるからそのときにでも行ってくるということだった。

彼によると、食器を洗っているとき、歯を磨くときといった「負荷」とは言えないようなときにも、やや胸が重ぐるしくなり、ソファーでのんびりしているのが一番楽だと、お昼ご飯を食べたときに言っていた。
わたしはそのとき、その程度の負荷でそんなことになるとは、普通ではないことを感じたが、彼の気持ちを察して口にはしなかった。

10月10日(土)~12日(月・体育の日)は3連休。
その前の週に、わたしは釣りに彼を誘ったが、珍しく断られてしまった。体調が悪いということだった。
体調回復を祈って、LINEでの会話を終わりにした。

異変は10月11日(日曜日)の深夜にやってきた。
前日からのんびり過ごし、今日も本を読むなどしてゆっくり過ごしたということだった。
そして眠りにつこうとした24時ころのこと。
これまでに感じたことのない胸の苦しみが彼を襲った。
彼はそのとき、自分がどうすることが最適かを考えたそうだ。一方では、いつ終わるともわからない胸の苦しみにももがいていた。
この10日余り、体調が悪いことに関係していることは、当事者なので一番よくわかっていた。

幸い、もんどり打つまではなかったようで、ギリギリのところで思考回路は作動していた。
通院していた病院を検索し、電話で事情を説明し、救急車で向かうことにした。
この発作が起きて約10分が経過。最初の苦しみよりやや楽になってきた。
そこで彼は財布と荷物をリュックに詰め込み、救急車の到着を待った。
彼の住むマンションはオートロック。
救急隊が彼の部屋には行くにはちょっと面倒。
自身の発作はかなりよくなったということで、外に出て待ったということだった。

救急車が到着し、症状を説明。
ほどなくして、病院に向け出発。
病院では、胸のレントゲン、動脈からの血液検査、心電図を行い、いずれも大きな異常は見られないということだったという。

心電図による波形(ネットからの拾い物)

そして、診断は、胃酸による逆流性食道炎。
深夜3時ころ帰宅。

朝は普通に目が覚めたということだった。昨日の今日ということで、テレビを見てゆっくり過ごした。
そして夕刻。
また昨夜と同じ発作が彼を襲った。
彼は、病院に電話をした。病院は「来てもいいが、先ほど検査をしているし、同じ内容ではないか。」という返事に、いっしょに納得したそうだ。
わたしでもそうしていたような気がする。

そうこうしているうちに、30分余りが経過。症状はかなりよくなっており、ほぼ何もない状況と同じだったという。

彼は、自分の体の中で起きているこの一連のことが、本当に逆流性食道炎による症状によるものかと疑ったらしいのだが、不幸にして、医学の知識が乏しすぎ、納得のいく結論を自身で導きだすことはできなかったと、後から言っていた。
わたしでも同様だろう。

翌日12日(火曜日)、翌々日13日(水曜日)、その次の日(14日)と普通に出勤した。
13日は、通院の予約をしていたことから、病院に行った。
主治医は11日の出来事をカルテを見ながら、冷静に分析してくれた。
主治医の診断は、救急医と同様で、逆流性~によるもの、ということだった。
彼は、言ってみれば「セカンドオピニオン」を同一の病院で受けた。
2名の医師(救命医は循環器の医師)が同じ診断なら、そういうことなんだろうと、彼は納得したという。

そして、10月15日(木曜日)の夜、親しい友だちと居酒屋で飲んで帰宅。
寝ようとしたところ、11日の症状よりは軽いものの、また似たような症状が襲ってきた。
彼によると、過去2回、30分で治まっているので、今回もそうだろうと思ってたということだった。
しかし、45分経っても1時間経っても、2時間経っても治らない。
前回の苦しさを10とすると、今回は5とか6くらい。朝まで眠れなかったという。

明けて16日(金曜日)。
例の病院に行っても仕方ないと判断。
ネットで内科と循環器科のある地元の病院を検索し、そこに行くことに。

人間ドックの報告書、救急で行ったときの結果を持って向かった。
医師(女性)は、「そういうことであるなら、ホルター心電図(24時間心電図)をやりましょう」と提案したという。
ホルター心電図(ネットからの拾い物)

ということで、その日は休暇。「いま、こんな状況なんだよ」とLINEが届いたのは15時ころだったか。

明けて17日(土曜日)。
昨日の病院に行き、昨日つけた心電図計を外し、医師からは「主人が循環器なので、すぐに見せます。月曜日の仕事のあとにでも来てください。」ということだった。

そして19日。
医師によると、「金太郎さんの波形に異常が見られます。ただ、この程度の異常は、医師によって正常とされる場合もあります。金太郎さんは、今月に入って体調不良があったり、救急車で運ばれたりしていますので、一度、精密検査をお勧めします。わたしが、有名病院の循環器部長先生を知っていますので、そちらで診てもらってください。予約もしておきます。」
という説明をされたという。

その病院は千葉にあり、分院が京橋にある。
そして、先生は週に1回しか京橋に来ないため、予約が取れたのは11月10日だった。
幸い、それまでの間は、特に異変もなく、釣りにも行っている。
金太郎氏は、後日、「よく釣りになんて行ったものだ。一歩間違えば、危なかったのに」、とLINEをしてくれている。

京橋では、心電図とエコーをやったそうだ。
そして、心電図の結果はNG。
心電図計からも異常を示すメッセージ、そして部長先生による波形読みも、もちろんNG。
先生は、「この波形だと、わたしじゃなくても、誰が見てもよくないと診断しますよ」ということだったそうだ。
そして、すぐに、エコーによる検査をするよう指示がされる。

エコー(超音波)検査(ネットからの拾い物)

そして、診察室に戻ってその動画を見ると、素人目にも心臓の左下の動きが弱いことは明らかだったという。

心臓のエコー画像(ネットからの拾い物)

先生は、直ちにカテーテル検査を提案。病院は、希望するところはどこでもいいこと、必要なら紹介もすること、もちろん千葉でもいいことなどを説明。
金太郎氏は、一瞬、通院していた病院が浮かんだということだったが、推測しているとおりの事情で選択せず。
そして、「これも何かの縁」ということで、千葉の病院にすることをお伝えし、予約の手続きにはいったということだった。

カテーテル検査は、11月20日(金曜日)に決定。19日に入院、21日に退院だ。
カテーテルとは、右腕の血管(動脈)から細い管を通し、圧を図ったり、造影をおこなうというもの。

検査の様子(ネットからの拾い物)

 なんだか、すごいことをするものです。


なんだかんだで1時間。無事に終わり、症状が判明。
左冠動脈が心筋梗塞を起こしていたということです。

治療は、ステントと言うものを血管にいれ、中からふくらませて流れていなかった血流を正常にするというもの。
これは、10日後に決まりました。

ステントの挿入(ネットからの拾い物)

11月29日(日曜日)に入院し、30日が本番。2日が退院の予定。
カテーテル検査のときと同じように、右腕の脈のところから挿入だそうです。
うまく入らなかったりなど、状況により右足の付け根からの挿入もあるそう。
結果は、足からも挿入されたそうです。


  


この写真は、彼自身のステントを入れる前と後のもの。説明がなくてもわかりますよね。
明らかに血液の流れが違います。
そして、医師団によると、「よく、この状態で心臓が動いていたものだ。95%の確率で、命を落としているか重大な病気になっていた。」と、説明があったそうです。
さらに医師からは、「人間の体はとても凄くて、金太郎さんの場合、危険を察知し、新たな血管が生えてきているんですよ」との説明に、相当びっくりしたそうです。

彼の心臓の2割はダメージを受けて機能していないそうです。
ただ心配することはなく、3分の2やられると危ないが、この程度なら全く問題ないとのこと。
本当によかったです。
彼の生命力に感服です!

彼は11月30日をもう一つの誕生日にするんだと言っていました。なるほど!
そして、こんなものも買ったそうです。

  



 心臓の模型と、ペンダントトップだそうです。
彼が心臓を大事にする気持ちが伝わってきました。
看護師に相談したら、ぜひって言われて、喜んでもいたようで、彼らしさを感じました(^^)

お見舞いに行った日は、天気も良く、病室からは、こんな景色が見えました。



癒されますよね。自然治癒力が倍増しそうです!


こうして書いてみて、人体の不思議さ、生命の大切さを感じずにはいられません。

この話は、もちろん金太郎氏の了解を得て、内容も確認済です。


拾い物の画像については、お断りもせず掲載しています。申し訳ありません。
事情をご理解の上、ご配慮いただけると幸いです。


新車ゲット(11月22日)

まさか車を買うことになろうとは・・・。

10月のある日、30年来の友だち2名(喜加さんと正瀬さん(いずれも仮称))で久しぶりにランチをした。
食後、お茶をしていたときの話題は車。
ちなみに、喜加さんはベンツで、正瀬さんは、・・・・あれ?なんだっけ?ごめんねー<m(__)m>

ニッサンJUKEニスモに乗って2年半。前の車は真っ赤なスポーツカーのオープン(フェアレディZロードスター)。
オープンにするときに動くモーターの調子がやや悪くなり、今後、費用がかかりそうだと考え乗り換えを決断。
Zは言ってみると、トルクの塊!3500cc、300馬力以上の体力があるので、その走りっぷりには目を見張るものがあった。

そんな車に7年かな?8年かな?乗っていたので、体力のない車はどうにも乗る気になれない。

JUKEニスモは、JUKE本体と同時に発売されたわけではなく、やや遅れての発売だった。
わたしがちょうど車の購入を考えていたときのことだ。

1600ccなのに4WD、220馬力を引っさげての登場は、Zに乗っていたアタシにぴったりの力強さ。
釣りにも十分使える!
悩む間もなく購入を決めたことは間違いない。2013年3月のことだ。




こうしたことや、車検まで半年を残していることもあり、車の購入なんて考えないことはご理解いただけたでしょうか。

話を戻しまして。
茶飲み話は燃え上がり、わたしの車購入の導火線に火がつきました。
10月25日(土)、中野にあるディーラーに顔を出し、話を聞き、試乗までしました。
うーーん、いい!
そりゃ、いいに決まってるよね。
オートクルーズなど、最新技術も投入されていて、走る楽しみが倍増(^^♪
しかし、予算が折り合わない。
JUKEの下取りと新車の値引きを入れても、出せる限界を大きく超過。
まー、そんなもんでしょう。
中古で適当なのを探すことも視野に、帰宅。

しかし、一度火が付いた導火線。鎮火させるには容易でない。
翌週は別のディーラーの芝浦店に。10月31日(土)のことでした。

ここで、新車の女神さまが降臨しようとは思ってもみなかった。

女神さまは、2つのラッキーをわたしに落としてくれました。
1つは、JUKEの下取り価格。
下取りは、大手下取り店の査定と、前週の査定をしていて、いずれもほぼ同額。
しかし、ここではわたしにかなり有利な額の提示。
続いて、値引き額。
後からわかったことだけど、営業師の間違いがあり、少なくとも+10万円いただき!
もちろん交渉の末、勝ち取った値引き額もニッコリできるものであり、これらで差し引きすると、新車として購入できる範囲の額!
よっしゃ!

しかし、直ちにはハンコは押しませんw
翌日(11月1日)、同じディーラーの渋谷店に行き、交渉開始。待つのは面倒なので、開店と同時になだれこみです。

ここでちょっとした番狂わせが。
それは、このディーラー、支店間ではデータが共有されており、昨日の内容と同じです、と。

そうですか、そうですか。そういうことなら仕方ありません。
渋谷店の担当の営業師は、非常に好感触。
一目ぼれですw(女性ではありません!)

そんなわけで、細部を相談し、ハンコを押しました。
営業師には、「まさか、今日飛び込みできたおれが、ハンコ押すなんて考えもしてなかったでしょう?」と談笑しながら、手続きをすすめました、

そして、11月22日(日曜日)、ヤナセ渋谷店に行き、引き取ってきたという次第。


メルセデス・ベンツCLA180シューティング・ブレーク。
シューティングとは狩りのこと。
前出の喜加さんは、フィッシング・ブレークとあだ名をつけてくれ、わたしの購入を一緒に喜んでくれました(^^)/



ということで、大事に乗っていきます!

(追伸)
こんなわたしにも一応車哲学なるものがあり、それは、
・人生、一度は真っ赤なスポーツカー
・人生、一度はメルセデス・ベンツ

二つとも手にいれることができ、「生きている」ことに感謝です!

真鯛釣り大会(12月23日)

幸丸主催の一つテンヤ真鯛釣り大会に参加しました。

一つテンヤを初めて2年目かな?
夏には4.5キロを仕留めるなど、真鯛との相性はイイので、優勝も夢ではない!
なんつってね。
コマセ真鯛も最近やっていなくて、ぜひともデカいのを持って帰りたいものです。

幸丸主催の大会は、利益大還元?かどうかわかりませんけど、賞品が豊富なので燃えます!

イイ席を確保しようと、22日の仕事を定時で終え、速攻で向かいます。初めての素泊まり。
3000円也!

そして、21時過ぎに到着。
席取り用の用紙に記名をしようと見てみると、きゃーーーーー!
もう7割くらい埋まっている。
どうなってるの?

1艘じゃないんですよ。4艘でるんですよ。
1艘に20人くらい乗るんですよ。
もう、みんな早くてかなわない・・・。

確保した席は前から3番目。なんとかなるでしょう。
そして、コンビニで夕飯を買って、ビールを飲んで睡眠へ。

スマホの目覚ましが3時とともに、ジリジリジリとけたたましく騒ぎ、自動的に目が覚めます。

受付をして、港に向かいます。
車で3分かな。

あとで考えると、不運はここから始まっていました。
それは駐車場。
船の近くの駐車場は、直前で満杯。
仕方ないので、ちょっとだけ離れた所へ。

船に乗り込み、準備を終え、例によって船室で仮眠。
ポイントに到着し、第1投。
船長から「早掛け賞ありますよ!左右で1名ずつ!」
という案内が終わらないうちに、竿が引き込まれます!
びしっ!と、イッパツ合わせをいれ、巻き上げます。
真鯛のヒキではないけど、そこそこの大きさに、なんだろな、ウキウキ。

海面に顔を出したのは、ジョーーーーズ!
ざけんなよ(怒)
せっかく早掛け賞もらえたのに、これじゃ、ダメだ。
(早掛け賞は外道もあり)
これが不幸の2つめです。

きもちを切りかえ、真鯛釣りに集中!
しかし、どちらさまにもアタリは遠く・・・。

たまーにポツリポツリと上がるけど、塩焼きサイズ。
わたしにも来たけど、やっぱり塩焼きサイズ。
これじゃーねー

他船では、3キロクラスがあがったと、向後船長がマイクで叫び、気合を入れてくれますが、
やや空回り気味。

11時の終了時刻が近づきます。
チビ真鯛2、ハナダイ1、ウマヅラ1では、優勝もあったもんじゃありません。
そして、このまま終了。
はぁあ。

港に帰り、じゃんけん大会を含む表彰式。

このじゃんけん大会で最後の不幸が訪れます。
10回以上、じゃんけんをやりました。
この中には、「まだ賞品をもらっていない人限定」というのもありました。
参加者80名以上で、もらえないのはわたしともう1名。
どんだけついてないのでしょ。。。

それにしても、世の中にはずるいヤツがいるもんで。
わたしの左前のアイツ、友人と来ているのに、平気で後出しじゃんけん。
途中でやっているのに気がつきました。
本人は、わたしが後ろで見ていることに全く気づいていません。
親しくしてくれている某船長にその事実を報告。

缶ビール一箱、テンヤセット一式(これはかなり高額!)、まだ何かあったけど、忘れました。
そんなことして楽しいのか?
釣り人の風上におけません!
帰り道、動画を撮っておけばよかったと、かなり後悔。

そんな真鯛釣り大会でした。











ヒラメ釣り(12月19日)

この日は、以前からの約束で、高裕さんとの釣行です!
ホントは、別の船宿に行く予定だったのですが、諸事情でこちらになりました。
高裕さん、ありがとうございました。
また、高裕さんには、前泊ということで、席取りもしていただき、感謝感謝!

高裕さんは、この日が初めてのヒラメ釣り。
先輩の腕を見せつけてやる!と、意気込んだけど、さて、結果は?

船宿は、飯岡漁港・幸丸。
毎度お世話になっています。佐藤船長の船に乗せてもらいましょう!

さて、この日はLTで勝負しようと準備を終え、ポイントに着くまで船室で仮眠。
ポイントに到着すると、横流しでやるよー、と。

え!
LTでは、竿が短いので、やや問題あり。しかし、お隣さんの竿師はLTで勝負の模様。
わたしは、普通のヒラメ竿に変更。
ここで、
5分程度出遅れる・・・。何やってるだろ。最初に確認しておけばよかった。

潮の流れがやや早いのでオモリは100号の指示。

そして、準備を終えて投入。
そして、この第1投でかかってくれた!
船中1番か?

小さいけど、ヒラメはヒラメ。

ほどなくして、右となり(オオドモ)の高裕さんもやりとり開始。
そして、良型をゲット。

しかし、問題はこのあと。
わたしの竿から反応が消える・・・。
一方、高裕さんの竿はビンビン当たりが出る!

ぎゃーーーーーーー!
もう、涙ものですw
高裕さん4枚目あたりで、わたしの2枚目。
高裕さんはその後も好調に釣り上げ、合計8枚!
トップは11枚だったので、抜群の成績。

わたしも最後に2連荘して、なんとか4枚キープ。
ちょっと安心。
それにしてもなぁ・・・。
次回は負けませんよ!






この日の幸丸釣果報告はこちらです。






ショウサイフグ釣り(12月5日)

更新するのをサボっていて、思い出しながらの更新のため、事実関係だけ簡単に。


カンタビーレさんと予定を合わせて、夢の島マリーナで合流し出発。
行先は、茨城県鹿島港・不動丸。

ヒラメでは御世話になっているが、ショウサイフグでは今季初!
お正月用のフグ鍋ができるといいのだが。

去年、思い切って専用竿を購入したのだが、なかなか行くことができず、使い初めでもあるのです。


購入したのはこちら。SHIMANO リアランサーFUGU KATTOU 155

使ってみた感じは、竿先の感度がメチャメチャよく、フグがカットウ針に触れたのがわかる感じ、と言ったら大げさか?


現地に着くと、カンタビーレさんの会社の方が2名先着しておりました。
1名の方は、私のことを見たことがあると!
かつて、よく通った船宿でということでした。吉さん、三さん、よろしくお願いします!

釣果は、フグ13匹、マトウダイ1。
マトウダイは、ヒラメの外道で釣れるが、フグで釣れたのには驚き!


ちなみに、マトウダイとはこれです。(ネットからの拾い物)
ちょっと面白い名前ですが、体の真ん中の黒い大きな斑点が弓道の的(まと)に似ているからとか、
餌を食べるとき顔がびょーんと延びて馬の頭のように長くなるからとか、諸説あるようですが、
真実はよくわかりません。

「フグなんて、毒があるじゃん。自分でさばけるの?」と思う方も多いかと。
「安心してください。穿いてますよ」じゃありませんけど、安心してください!ちゃんと船宿の方がきれいにさばいてくれるんです!
こんな感じです。(拾い物)


他の魚は自分でやるしかありませんけど、フグに限っては、家でやることがなく、チョー楽ちんな釣りです!

などなど、釣りに行くと、釣りに夢中になり、写真を撮り損ねることが多くてダメですねー。

2015/11/14

懸賞で当たり!

釣り具(ロッド、鈎、仕掛、ウェア、グッズなど)メーカーのがまかつの提供で、fishing clubという釣り番組をやっている。
地デジ3chテレビ埼玉で絶賛放映中。

釣り番組なので、川だったり、湖だったり、海だったり、海は沖、磯、砂浜など多種多様だ。
番組の詳細は、HPにお任せすることとして、毎週録画して見ている。

番組の最後に、視聴者プレゼントがあり、HPから応募すると1名にがまかつグッズ、5名に番組ステッカーが当たるというもの。
先週だったかな?運試しに送ってみた。

今日、ポストにいかにもの封筒が入っていた!大当たり~(#^^#)
開封すると、番組ステッカー!
こういう誰にでももらえないものってうれしいナ☆

道具入れに貼るかー!




2015/11/08

鹿島での真鯛釣り(11月6日)

セコくて貧乏人のおれは、房総とか鹿島に遠征すると、15時間海上生活が決まりになってます!
だって、交通費使って来たんだから、時間いっぱい楽しまなきゃ!

ということで、ヒラメの予約時、テンヤマダイも予約したのでした。
前夜、そして、ヒラメ釣り中、いろいろな大人の事情があり、こちらに乗船。


植田丸さんです。
人生初の植田丸w

まぁ、釣りができれば船宿なんてどこも一緒!と、寛大な気持ちで乗船です。
ヒラメ船でわかったことは、今日は潮が動かないということ。
お客さんは6人。
お隣さんは、わたしみたいな方のようで、午前中、こちらのヒラメ船に乗っていたと。

不動丸でいそいそと昼食のカレーをいただき、荷物を積み込み出船!
不動丸の中乗りさんによると、「植田丸の船長、若いんだけど、上手なんだよねー」

そんな言葉を思い出し、気分はちょっとワクワク。

そしてポイント到着。13時ころだったかなー。

パラシュートアンカーを投下し、馴染むのを待ち、開始!

と同時に、お隣の竿師のドラグが出ている!
すごっ。
かかったのは、1キロ後半のヒラメちゃん。
「午前中、ゼロだったから、これでリベンジ完了」とのこと。
おめでとうございます!

そして、次の投入。
そして、また、ドラグが・・・・。

え?なんで?すごっ!
釣り上げたのは同じく1キロ後半の真鯛。

まさに「♪タイヒラメの舞い踊り~」です。
羨ましすぎです。

こちらはエサ取りの猛攻に耐えるだけ。
ベラが釣れる、釣れる!
ベラって、最初かかると、頭を振るので真鯛の3段引きかと思うんですよね。
だけど、巻いているとそれがないので、あーーーーー!ってムンクの叫びみたいになり、
ああああああ!(怒)

こんな中、やっとアタリが!
ビシっ!っとイッパツ合わせを入れ、微妙にかわいい3段引きを楽しみ、30メートル巻き上げると、いました、いました、塩焼きサイズ!
かわいいなー。

「1枚目がこれだと、これから釣れるのはすべてサイズアップ!」と自分に言い聞かせます。

ほどなくして、2枚はハナちゃん。
昭斉さん(仮称)にして、「真鯛とハナダイは、犬と猫ほど違う」と明言があります。

3枚目は真鯛。これも塩焼きサイズ。
最後は、大型のアタリでやった!と思ったけど、ハナちゃん。


解剖前でよかった!w
手前が真鯛で奥がハナダイ。

ということで、


16時30分を過ぎると、日も沈む寸前。夕焼けがきれいです。
しかし、あっというまに真っ暗に。
定刻は17時だけど、10分前に集中も途切れて、the end

楽しい一日だった!

鹿島でのヒラメ釣り(11月6日)

ちょっとだけ仕事に余裕ができ、休暇をいただたので、解禁となった鹿島のヒラメ釣りに行ってきた!

お世話になったのはこちら。



第18不動丸でございます!
去年から時々利用させてもらっている船宿さん。

金曜日だというのに、片舷8名!しかも2艘出しということで、どんだけ人気なんだか(^^♪
港にも車がてんこ盛り。他の船宿さんも同様の状況です。

さて。
家を2時に出発。
予約のとき、釣り座の確保をお願いしたので、30分くらい出るのが早いかなーと思ったけど、気持ちに余裕が必要ということで。
4時前に到着。
出船は5時30分なので、時間は十分にあります。ハイ。

最近、ヒラメ釣りでは専用竿を使わず、LTばかり。
攻めの釣りができるので、楽しいんですよね。
不慮のトラブルに備え、持っていきますが、いつも持っていくだけ('Д')

道具箱を降ろし、竿を降ろし、クーラーを降ろして、積み込みだ。
オオドモに名札が刺さっています。
どうもありがと!

ただ、聞くと、LTは前の方に集めるんだとか。
なんでも、横流しのとき、裏表のオマツリ防止なんだそうだ。
ちょっと迷惑かけちゃったかなと思ったけど、そんなこと知らなかったし、
それに、席を取ってくれたんだからヨシなんでしょう(^^♪

そして、準備も終わり、出船を待つばかり。
で、出船!
連日、好調なので、ウキウキ度300%!
マグロのかたきはヒラメで!?ってか・・・。
なんてったって、自慢じゃないけど、8月から魚を釣ってませんから。


写真、暗い・・・。
鹿島工業地帯の灯り、もうちょっとキレイだったんだけどなー。

40分くらい走り、ポイント到着!
「準備できた方からどーぞ!30メートル!根がかりに注意してねー。」

エサのイワシをつけて、静かに投入。
20秒程度で底まで落下完了。
糸ふけをとり、コツコツと底にあたる感触を感じるや否や、クククッと竿先が不規則な動き(^^)/
そして、グイっと海面に刺さったのを確認し、ゆっくりと合わせをいれ、巻き上げ開始。
ドラグが出てくれることを祈ったけど、それは贅沢な願いと言うもの。
推定600グラム。
船中1番かと思いきや、10秒前に釣り上げていた方がおりました(涙)

・第1投で釣る
・船中1番に釣る
・竿頭になる

これが願望ですが、2番が失敗!まー、仕方ない。

次のエサをつけ、また同様に静かに海中に落とします。
タナを取り、根がかりしないように、慎重に重りの位置を確認します。
そして、しばらくすると、また例の感触が!!

やったね!

うん?しかし、なんか変?
根がかりしちゃいました・・・。
竿先を海に刺し、ドラグを締め、糸を押さえて引っ張り、プチンと糸が外れるのを感じて巻き上げ・・・。
え?あれ?
なんか変?
引くんですけど・・・。

根がかりは無事にはずれてくれ、しかも、同時に魚が食ったようで、ラッキーな2枚目!
開始5分で2枚。これはうれしい!

イワシ20匹使い、ヒラメ20枚釣るのが夢ですが、一歩近づいてます・w
パーフェクト魂に火が付きましたよw

そんなこと思ったからいけないのでしょう。
その後、1時間30分ほど、まったくのアタリなし。
仕掛けでも交換するかーと、キラキラ系を取り出し、セッティング。
これが正解だったようで、3枚目、4枚目を立て続けにいただき!


必殺キラキラ系の仕掛け、これなんですけど、わかりにく過ぎw
まぁ、企業秘密ということでちょうどいいか(^^

そして、またしばらく釣れない時間が続き、それは、おれだけじゃないことは念のため書かせていただきます。
終了時間を伝えるアナウンスが入り、「今日は4枚かー」と思った瞬間、
ガガガガッガアとちょっと大きめのアタリぃ~

食い込むのを待ち、巻き上げると、自身今日イチの1,2キロ!

不動丸HPから拝借

中乗りさんから「HP用に写真撮らせて~」、に応じて、おじちゃん、ニッコリ(#^^#)

竿頭師7枚のところ、5枚ということで、上出来でした!



現場で写真を取り損ね、解剖後のものです。(ザルの中はアラ)



(仕掛け等のメモ)
竿:LT
リール:カルカッタ
道糸:PE1.5
ハリス:PE8号、1.3メートル、0.8メートル
捨て糸:0.5メートル
オモリ:60号

2015/10/25

キハダマグロ(9回目)

8月から始まったキハダ、カツオも、終盤戦ということで、いくつかの船宿も終わりにしだしました。
毎度お世話になっている葉山あぶずり港秀吉丸の10号船も、マグロ・カツオの看板を下ろして真鯛五目に。
そんな中、8号船はマグロ一本で頑張ってくれているので、2週間ぶりに行ってきた!

わたしと同じマグロ大好きの昭斉さん(仮称)、いつもの高裕さん(仮称)、そしてちょーお久しぶりの横山さん(仮称)が同船。


日の出に感謝しながら、定刻の7時過ぎに出船。
今日はどんな一日になるのだろう?
朝はこんなギラ凪(10号船小川船長の造語で、ベタ凪を通り越した状態)なんだけど、午後には南風が入りバシャバシャだという。
ナブラもだいぶ沖に行かないともうダメということで、1時間くらい走りますよ、というアナウンス。
ひと眠りするか・・・。

そして、8時過ぎから必殺必死の仕掛けに、丁寧にエサのオキアミをつけ、タナ(今日は70メートルが多かった)まで下す。
何回も何回も繰り返しました。
マグロになって帰って来いよと祈りました。
竿先を見ると殺気が伝わるかもしれないので、よそ見ちゃんとしましたw
どんなことしてもアタリは引き続き来ません。来ません。
毎度のこととは言え、心にヒビが入りかけてますから、折れやしないかと心配でした('Д')

近くの船のパトライトが点灯していると、気合が入りました。(アタリが出て、かかっている合図です。)
ミヨシで20キロ超が上がりました。
わたしにも!と、夢中になりました。


昭斉さんもコマセを振っていました。

12時過ぎ、予報通り風が出てきたけど、それほどのバシャバシャでなくてよかった・・・。
結果として14時までできました。

そして、この時報とともにわたしの心は、ポキッという音がして折れました。
修復、まだなんとなく出来そう?微妙かな・・・。


海鳥が一緒に悲しんでくれているように感じました。










テンヤ真鯛大会(10月18日)

いつもお世話になっている飯岡港・幸丸さんの後援で、釣具店PROSHOP K'sさん主催のテンヤ真鯛釣り鯛に行ってきた。

幸丸から3艘(60名)、同じく後援の梅花丸から2艘(40名)で選手は100名!
賞金・賞品総額20万円以上!
きゃーーーーー!
お金と賞品大好きなアタシは、もちろん参加(#^^#)

秋の真鯛釣りシーズンということで、予約もあっという間に定員に。
みんなの意気込みがすごい!
頑張らないと。


参加者が多いだけに、いろんなグループもあるようで、こんな「協会」も(笑)


さてさて。
連日好調ということで、賞品・賞金はダメでも、夕飯のおかずは大丈夫だなと目論んでいましたが、大会ということで、船長はいつものポイントを大幅に通り越し、イッパツ大物の沖へ、沖へと!

第一投で、オオドモの竿師に3キロ?のオオダイがキタ――(゚∀゚)――!!
夢が膨らみます。
竿先に集中し、探るけど、探れど探れど、アタリがない((+_+))
どうしたものか・・・。

今日は、初めて誘導式を使ってみるがこれがいけないのか?
いや、そんなことはない。
これは絶対に使えるはず!
と、信じて、意地でも使い続けました。ハイっ。

5時に出船、6時に到着、11時まで頑張りました。
途中で、微妙なアタリがありました。
巻き上げました。
金魚みたいな鬼カサゴ・・・。
こんなもんに刺されたら泣くに泣けない。
慎重にはずして、お帰りいただきました。

結局これだけ・・・・。
船中でも、オオダイは朝の1尾のみ。
塩焼きサイズが数枚、ほかヒラメなど外道もちらほらでてましたが、
全体では激シブ。

マグロの貧果が、飛び火だ(涙)


こんな風に計測してもらいたかったなー。


表彰台にあがりたかったなー。





賞品もまだまだたくさんありました。

次回に期待です!












2015/09/27

キハダマグロ(8回目)

マグロを追い求める懲りないアタシ。
定宿としている秀吉丸は、8号船で確定!
今回は、前回の昭斉さんに、土渡さん(いずれも仮称)が加わっての出陣だ。

いつものように定刻の6時過ぎに出船。乗組員は片舷6名の12名。
釣り場の茅ヶ崎沖に着くと、雲の中の向こうに富士山を発見。




今日こそは釣りたい!
毎度のフレーズですが、「しかし、自然相手」。

朝方は寒いくらい。持っていたジャンバーはウインドブレーカーで、ちょっと失敗。
でも、震えるほどではなくてよかった!

何が原因かわからないけど、マグロはいるのに今日もまた釣れない時間が過ぎていく。

昭斉さん(左)、土渡さん(右)も手持ちで頑張ってアタリをじっと待つ。
そんなとき、向こうを10号船が横切る。

11時ころだったでしょうか。
わたしと同じ左舷胴の間でアタった!
取り込まれたのは外道のカツオ。
20号ハリスにも食いつくことあるんだー。

そして、ポイントを変え、アタックしていくが釣れないものは釣れない。
時間だけが無常に過ぎていく。


となりの船は、残ったコマセを海に捨てている。
茅ヶ崎や江の島の船は、6時台からやっているので13時30分が定刻。

13時50分。
まもなくこの船も終わりの時間かー、と思ったら、コマセの汚れた手袋を洗うことに。
海水を汲み、ゴシゴシやっていて、なにげにリールを見ると、ドラグが出ている!
きゃーーーー!
63、68、72・・・・と、どんどん糸が出ていく。(数字はメートル)

そして、あわてて竿を持ち、船長に「あたった!」
後ろの二人も「お!」「がんばれ!」と声援をかけてくれる。

ゴムの手袋をして、魚が止まるのをまち、ファイトの開始だ。
リールの時計を見ると13時55分。

電動+手動で糸を巻く。
けど、まだかかったばかりのヤツは、すぐに糸を持っていく。
カウンターは150を指す。
20kgクラスか?
はてさて、40kgオーバー?
釣り上げないとわからない・・・。

本格的なやりとりに入ろうとした瞬間、テンションが100分の1になる。
あれ?
いない・・・。
どっかいっちゃった。
14時のことだった。

わずか5分のファイト。
あっけない・・・。

巻き取ると、チモトでプッチン。
きっとあの歯にやられたんだ。
ギザギザがいっぱいのあの歯。

カンヌキにかかっていなかったんだ・・・。
そうであれば、こんなことにはならなかったのに。のに。のに。

エサを喰ってくれる運、
カンヌキにかかる運、
サメに喰われない運
こうしたいくつもの運が重なって、はじめてヤツを手にすることができる。

「こんなことで運は使い果たしたくない!」と強がりを言いつつ、帰路に着くのであった。

自作の20号8メートルで喰うことは立証。
チモトに赤い目玉、エサはコーティングとの抱き合わせ。
次回もこれで再挑戦だ。


釣果はこちらを。

鐘釣温泉

年に一度は単車を一所懸命に走らせようと、親友であり、同じ単車乗りの高田さん(仮称)と一泊ツーリングをしている。
今年は9月23日から24日で富山県鐘釣温泉を目指して走ってきた!
とは言いつつ、このツーリングの90%以上が高速道路と、宇奈月から鐘釣温泉まではトロッコ電車のため、ツーリングと言えるかどうかは微妙なところではあるが。


高田さんは川口在住。
そこで合流は関越道三芳PAに朝6時。
事前の調査で30分余りで到着という結果が出たので、5時30分に出発。
しかし・・・・。
到着したのは6時15分。お待たせしてしまいすみませんでした。

朝食を済ませて、7時前に出発。
天気もよく、制限速度+αの巡航は実に気持ちがいい!
ただ問題なのは単調なため、飽きて来ること。
bluetoothで通信するトランシーバーでたわいもないおしゃべりができるので、「走ったら一人」ではないから、実にうれしい!


関越道を藤岡JCTでさよならして上信越道に入る。
そして、そのまま北上し上越JCTで北陸道に入ると今度は南下。
日本海に沿って黒部ICを目指す。
実はこのルート、春のノッコミ時期に真鯛釣りに来ていて、それを高田さんに話すと相当驚いていました。
そりゃそうだよね。こんなとこまで魚釣りに来るなんて普通思わない・・・。あはっ。

12時前に黒部ICを出て、約30分で宇奈月駅の予定。
お腹がすいてきたこともあり、道の駅を発見し昼食にすることに。


遅ればせながら、これが最初に撮った写真・・・。

しかし、なんと、ここの昼食、1,600円のバイキングしかない・・。
ということで、撤収!


そして、予定の12時30分過ぎに宇奈月駅に到着。

腹ごしらえに駅前をウロウロ。
地元の喫茶店のおばちゃんが「ソバならわらびやがいいよ。そこの角を・・・」と親切なアドバイスで行ったところ、「本日定休日」。あはっ。
そして、駅前にあった店に入ろうと戻ると、またおばちゃんに遭遇。
「もう食べた?お休みだった?」「休みだよー」
ということで、「ならドンブリ物でいい店があるよ。梅の家っていうだけどね、いいよ、連れて行ってあげる」
優しいおばちゃんだ(#^^#)

そして、ビールと餃子でのどを潤し、かなりボリューミーなランチにありつけまして、大満足。

14時11分宇奈月駅発のトロッコ電車に乗車完了!

動画ばかり撮っていて写真がない。
あるといえばこんなピンボケ。まー、アタシらしくていいでしょう。

そして、鐘釣到着。


閑話休題。
なんで、こんな山の中の秘境温泉に来たかというと・・・。
昔むかし、20年以上前にポカリスエットの一色紗英嬢出演のCMがありまして。
その場所に興味があり、映像だけでは場所の特定ができないため、大塚製薬に電話をして撮影場所を聞き、訪れたことがありました。
そんな話をツーリング計画中に高田さんにしたところ、「ではそこにしよう!」となったワケ。

ちなみに、そのCMはこちらをクリックしてください(youtubeに飛んでいきます。)

女将さんにそんな話をすると、とても懐かしんでくれ、「では、一色紗英さんがお休みになったお部屋にお泊りいただきましょう♪」「あのときは、たーーくさんドライアイスが持ち込まれたんですよね」などと裏話を聞かせてもらったりして、ここまでの行程の疲れが癒えました。


河原にある温泉までは140段もあるコンクリートの階段を下りていく。
行きはよいよい帰りはなんとか、です。

そしてこんな温泉があります。

石に囲まれたところが温泉。


一色姫のマネ(笑)


こんな洞窟の湯もあります。


大きな石の左手下の微妙な三角エリアは川の水がやや入り込み、適温。

そうここの温泉、ちょっと熱めなんですよ。

それと、ご心配なく。この温泉旅館、グループ一組限定で常時貸し切り。
したがって、この河原の湯に入れるのは16時以降ですが宿泊客だけ。(16時前は河原で遊んでいる観光客がいます。)
だから、女性も気兼ねなく入れます。
大自然の中でスッポンポン!人生一度はやってみたらいかが!?



見上げると、トロッコ電車の軌道が。
でもご心配なく。数秒で通過だし、多分見えません。あくまでも多分です(笑)


運が良ければカジカガエルも見れるかも?
日本で一番きれいな声で鳴くそうです。



朝夕とも、山の幸いっぱいの食事なので、普段、肉や魚の生活のわたしには健康を取り戻すためにもとてもよかった!(写真、撮り忘れ)

翌日、9時59分出発のトロッコで下山。
来るときは眠り呆けてしまい、景色を堪能できなかったので、帰り道に楽しみました。







(あれ?心霊写真か?w)



11時に宇奈月駅に無事到着。
外は微妙に雨・・・。カッパはありません。
はぁぁ。
雨降るなんて天気予報言ってなかったけど・・・。

そして、家に帰るまでずーーーーっとこの微妙な雨にやられました。
18時30分帰宅で、お疲れ様でした。


(参考情報)

鐘釣温泉旅館はこちらです。
※テレビもラジオもありません。インターネットなんてもってのほか!