2017/05/07

コマセ真鯛(5月4日一日便、新潟県・八坂丸)

去年のGWは大予定外の人事異動があり、仕事の関係でつぶれてしまった。
そして、今年は、また大予定外の人事異動で、GWが取れた!しかも、ほぼ9連休\(^o^)/

そこで、しばらく帰省していなかったこともあり、家族が集まるので帰ることに。ただ、暇になることは容易に想像できて、よって、新潟に釣りに行こうと、予約は前もってしていたのです。

この時期、真鯛は産卵期を迎え、他の時期に増して活性が高くなり、大型が釣れる。
そして、日本海のそれはものすごいことに!
そのからくり?は次回に回すことにしよう。

今回お世話になったのは、直江津漁港の八坂丸さん
以前から気にはなっていました。それに加えて、他の漁船が満員御礼の中、予定した5月4日にたまたま1席空きがあり、乗せてもらったという次第。




 船長によると、上越漁港で15トンの船はこれだけという。
東京湾や外房は15トンが当たり前の中、ここ上越では沖にでても小さい船の方が多いのだ。

4時30分集合。
実家を24時に出発しようとしていたけど、布団に入っても寝れそうになかったので20時に出発し、23時前に到着。そして寝袋の中で仮眠。

受付は、乗船料、コマセ代、付けエサ代(付けエサは3種類の中から選択)、氷代と全部単品。
セット料金ではないので、合理的。感謝感謝だ。
しかも、付けエサで選んだ「オーロラ」は、600円と格安。

席決めは、くじ引き。
席番号が書かれた箸を順番に引くというシンプルな方式。グループさんから順次引いていく。
(写真を撮り忘れました)

14名以上乗船させないので、ゆったり。
悪口は言いたくないけど、儲け至上主義で小さい船にガンガン乗せる某船宿に見せてやりたいくらい。
この日は、7名がレンタル初心者グループということで、左舷をこの方々とし、右舷は経験者の我々に。
こうした小さな配慮も素晴らしい。

席は胴の間。つまりど真ん中に決定。
ただ、結果的にはこれがよかった。釣りの最中、暇な時間が長く続き、船長と情報交換できたからだ(^^♪
前にも書いたが、コマセ真鯛釣りの場合、潮の流れと風向きにより、船の前か後ろが圧倒的に有利。ま、腕でカバーしましょw

5時出船。ポイントには約30分で到着。
ベタ凪で全く波なし。したがって、船は全く揺れず、ここは陸地か?そんなことはないね。
さて、写真でも撮って、釣りを開始するかと、スマホを探したら、ないじゃん。
そっか、出船前、充電しようと車の中に入れて、出してなかった。
ということで、写真ありません。

ノッコミ大鯛ポイントから開始。他船も集結している。
水深は約30メートル。タナは極浅メートル。
電動リールの必要はありません。

船長との情報交換で得たことをネタにしていくと、ガンガン釣れだす海水温の最低ラインは15度が目安と。18度あればかなり嬉しいのだそう。
そして、今は13度。2度足りない。
これから日が出て、上昇してくれると嬉しいのだけどね。

この船には冒頭に書いたように初心者チームが乗船中。
驚いたのは、船長さん、なんとアンカーを入れて、15分くらいこの人たちにご指導。
優しすぎる☆
こんな光景、見たことない。
そして、一とおり説明が終わったようで、アンカーを上げて通常の流し釣りに切り替え。

朝まずめの活性が高いときに、ぜひとも釣れて欲しいものだがと祈りつつビシを投入。しばらくして回収。コマセを詰め、エサをつけ・・・を繰り返す。
釣れないかなぁ・・・とぼんやり雪をかぶった山々の景色に目をやる。
なんという大自然。美しい。
「あれが妙高山、その隣が火打山です」と船長。

のんびりと釣りができるのはいいけど、やはり釣れて欲しいというのは、間違いなくある。
けど、釣れない。
隣の船たちを見ても、タモを入れてる絵はないので、同様のようだ。
釣れないから、仕掛けを工夫する。船の上でできる最大限のことを全力でやる。
けど釣れない。知恵比べか?

ポイントを転々とするが状況は変わらない。無線や携帯で仲間の船と連絡を取り合い、情報交換して、釣れているポイントを探してくれているが、どこも厳しい状況のようだ。
タナは引き続き極浅。

海水温が上がってきているかときどき聞くが、目標の15度にはまだ足りない。今日は厳しいかなー。
例によって、こうして暇な時間が続くと睡魔が襲ってくる。
そして、それを打ち破るように、船長アナウンス!!「いい反応があるよ!浮いてきてもいるー!」
さーさー、喰ってくれ!
そして、喰った!
やったね!
喰わせましたよ。

ただ、あまり引かない。っていうか、極浅メートルなので、あっという間に巻き巻き完了。
そして、糸を手繰る。ん?なんか変。
なんで横に走るの?あれ?え?
なーーーんだ、イナちゃんじゃん。(イナちゃん=イナダ)
結果的には、盛り上がったのはこれ1回のみ。

沖上がり13時15分の30分前、ダメ元でと、超極浅メートルのタナをアタック!
でも残念。

そして、帰港となったのでした。

船中1枚とは残念ですが、人懐っこい船長と楽しく会話でき、次回もまた来ようと決めたのは大収穫だったかな!

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